隔週の水曜日12時からはNさんと2時間個人レッスンをしています。
授業は、日常会話と『韓国エッセイ「나는 나로 살기로 했다(ナヌン ナロ サㇽギロ ヘッタ) 』を使って勉強しています。(김수현(キム・スヒョン)/ 著 2016年11月 / 発行)
日本で2019年3月に「私は私のままで生きることにした。(吉田南 / 訳)」という書名で翻訳されています。
このエッセイは、世界にたった一人しかいない“自分”を大切にして生きていくために、忘れないでほしいメッセージが入っているイラストエッセイです。
日本では、BTSメンバーの정국(ジョングク)が読んでさらに話題になったようです。
Nさんは、日常の出来事や自分の考えをほとんど問題なく韓国語で話すことが出来ます。
そして韓国映画が大好きで私によく話してくれます。
以前、映画を観た後に、分からないシーンを見せながら韓国語は特定の音が続くと、文字とは異なって発音されることがあるので発音が変化すると聞き取れても意味が分からないと嘆いたことがありました。
韓国語は、語中では文字どおりの発音にはならないことがあります。
発音変化の基本的なルールは、連音化・濃音化・ㅎ音の変化(激音化・弱音化)・有声音化・流音化・鼻音化・口蓋音化です。
これ以外にもルールの数が多いので文法や会話を学びながら少しずつ理解をしていかなければなりません。
発音変化が起きた場合、自然に聞き取れる・会話ができるようになるには、なるべく字幕なしで聞き取りをすること、文章を読みながら理解していくことが重要だと伝えて、韓国のエッセイを一緒に読むことを奨めました。
私が授業の数日前に次回読むページを写メールで送ると彼女はノートに書き写し、単語や慣用表現を調べます。
そして授業日に、私と一緒に読みながら意味を把握し、発音の変化が起きる箇所は何度も反復しながら理解して、お互いに感想を話し合います。
Nさんは、
・自分の人生を大切にしていくこと、
・私らしく生きていくこと、
・ありのままの自分で生きることの大切さ
を この本を通して感じたといいます。
この本を読み始めて5ヵ月が経ちましたが、彼女はもっと意味を知りたい、読みたいと意欲を見せました。
私は以前読んだことがありましたが、
Nさんのお蔭様でもう一度読み直して改めて内容の面白さに気づきました。
完読まで彼女と色々と感想を共有したいと思います。
興味がある方はぜひ読んでみて下さい。
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