カイカ韓国語教室では、
1月9日金曜日から今年の最初の授業を始めました。
年末年始の休みが約2週間くらいでしたので
私は生徒さんと会うのをとても楽しみにしていました。
授業が始まって生徒さんと
“ 새해 복 많이 받으세요. 올해도 잘 부탁드립니다"
(セへ ボッ マ二 パドゥセヨ。オレド チャㇽ プタッドゥリㇺニダ)
と新年の挨拶をしました。
直訳すると「新年の福をたくさん貰ってください。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします」となります。
新年の挨拶をするとき、生徒さんの反応もいろいろです。
不自由なく自然に応える生徒さんや
書いてきたノートを見ないで頭で考えながら応えようとする生徒さんや
書いてきたノートを一つ一つ読み上げる生徒さん など
それぞれが熱心にわたしに挨拶をしてくれました。
また、初心者の生徒さんには挨拶文を黒板に書いて、
一緒に読みながら意味を伝えました。
ある生徒さんから
「韓国の新年の挨拶は心に伝わる挨拶ですね。
福をたくさん貰って下さいという表現が相手の幸せや健康を
祈る思いを表すようでとても気に入っています」
と指摘されました。
私は、生徒さんのお蔭で、
幸福と幸運を祈る願いを含んでいる韓国の新年挨拶の意味を
改めて知って嬉しかったです。
また、お正月に食べる料理のはなしもしました。
日本では、お雑煮を食べるのですが
韓国ではトックッ(떡국, “떡”餅 “국”スープ)を食べます。
※トック(떡、餅)
トックッは、肉を煮込んだ汁に棒餅を切って入れて煮る食べ物で、
主に元旦に食べます。
いつからトックッが元旦の食べ物となったのかはわかりませんが、
朝鮮時代(14世紀末ごろ)の文献に、元旦に欠かせない食べ物として
記録されているところから、かなり昔から好まれていたとみられます。
元旦にトックッを食べる理由には、いろいろな説があります。
元旦は、すべての事物が新しく始まる日であり、
厳粛かつ清潔でなくてはならないとして、
白いトックを煮てトックッを食べるようになったという説、
また白い棒餅のように純粋で長寿であれ、という意味で
食べるという説もあります。
また、元旦にトックッを食べてようやく一つ歳をとったとされます。
トックッを食べた器の数だけ歳をとったことになるといって、
早く大人になりたい一心から、子どもたちは
何杯も食べることがあります。
私も、子どもの時に早く大きくなりたいと思って、
何杯も食べて姉と弟と競争した思い出があります。
昨年は、コロナウイルスの影響で
実家の釜山に帰ることができませんでしたが
自分で作って美味しく頂きました。
今年も韓国語教室では引き続き、
対面とオンラインでの授業を行います。
平日の火曜日・水曜日はオンラインでの授業です。
金曜日と土曜日は対面授業と一部オンライン授業をしています。
みなさん!
今年もたくさんの福を貰ってお元気で過ごしてください。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
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