韓国にも七夕がありますか?
生徒さんから言われた質問です。 答えは!!韓国にも七夕があります。 韓国で七夕は(칠석、チルソク)と呼びます。 他の生徒さんにも韓国の七夕って知ってますか?と聞いたら殆どの生徒さんが知りませんでした。 韓国は七夕(=칠석,チルソク)の名節がありますが旧暦七月七日(2017年8月28日)です。 中国から伝わったものであるが、内容が少しずつ加わったり削られたりしながら韓国・日本・ベトナムで広く伝わっています。七夕はあるけど日本とちょっと違う文化
私が、「韓国は牽牛(견우)と織女(직녀)が一年に一回会う時にカラスとカササギがつくってくれた烏鵲橋(=오작교,オジャッキョ)で会いますよ!」 と言ったら、生徒さん、みんな「え・・・知らなかった。日本と違うね。日本は、牽牛と織女が逢うために、天の川を渡る時、牛車を使ったんだけどね。。。」 七夕の雨を会えない二人が泣く涙という「催涙雨」、または牽牛と織女が牛車を洗う「洗車雨」ともいうらしいが切ない話だけどかわいいなと思いました。 七夕には織女にちなんで裁縫や機織に関する風習があります。 特に未婚の女性は、牽牛星と織女星を見て裁縫の腕前が良くなるようにと祈り、醤甕台(=장독대,ショウオウダイ)の上に井華水(=정화수.チョンファス)を置いた後、上にきれいな炭を平たく盛った盆を乗せて願いが願うように祈りました。 翌日、灰の上に何かの痕跡があれば、霊験があって裁縫の腕前がよくなると信じました。 他にも、服や本を風にあてる風習があるが、これは梅雨の間に湿っぽくなった服や本を日や風にあてて乾かそうとするものでありました。 本と関りのある日であるため、書堂(=서당,ソダン)で勉強する少年たちは七夕に二つの星を題に詩をつくり、文章を学びました。 時の流れとともに多くの風習はほとんど消えてしまいましたが、烏鵲橋に関わる美しい話だけは伝わっています。 七夕になれば、晩夏の暑い空気が残っている夜空を横切る天の川を眺めて、牽牛と織女のもの悲しい恋愛話を思い浮かべたりします。無料体験レッスンのご予約はこちら
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